マツダ

マツダ期間工の正社員登用!試験の倍率や給料の変化について!

マツダは、短期でも人気の稼げる期間工です。しかし、長期的な安定を求めて、正社員を希望する人も多くいます。

期間工からの正社員登用は、倍率が高かったり、そもそも正社員登用自体をほとんど行なっていなかったりします。マツダの期間工ではどうでしょうか?

このページでは、マツダの期間工からの正社員登用について詳しく解説していきます。

マツダ期間工の正社員登用について

マツダでは、正社員登用制度を設けています。正社員登用実績は、過去5年で641人と、かなりの数を採用しています。単純計算で1年間で130人近く正社員として採用していることになります。数ある期間工メーカーの中でも、なかなかの採用数です。

マツダは、現在正社員登用に関して非常に積極的です。採用される人の数は増え続けていて、1年間で220人正社員登用した年もありました。

正社員を目指して働くには、マツダの期間工はチャンスが十分にあるといえます。

正社員登用試験を受けるチャンスは?

期間工として働きながら、どのくらい正社員になるチャンスがあるのでしょうか?

正社員になるためには、正社員登用試験に合格する必要があります。正社員登用試験は、期間工が最長で働くことができる2年11カ月の間に4回の受験が出来ます。正社員登用試験は1年以上の期間工勤務経験が必要になるため、正確に言うと、働き始めて1年〜2年11ヶ月の間に4回のチャンスが回ってきます。

マツダも、一つの自動車メーカーです。商品の売れ具合や、景気の変動によって生産状況が大きく変わることもあります。そのため、正社員登用試験を実施しない場合も出てくるため、注意が必要です。

なれる?なれない?正社員登用試験の倍率は?

出典:講談社「進撃の巨人」第2巻

マツダの正社員登用試験を受けることができても、合格しなければ正社員にはなれません。

マツダの正社員合格率は20%と言われています。5人に1人の合格率と考えると、かなり厳しいようですが十分正社員を目指すことができます。合格率がもっと低いメーカーもたくさんあるため、むしろマツダは正社員が狙いやすい期間工ともいえます。

正社員試験を受けるための条件

マツダの正社員試験を受けるための条件をみてみましょう。

  • マツダの期間社員として1年以上勤務し、在籍している
  • 上司の推薦

マツダの期間社員として1年以上勤務し、在籍している

マツダの正社員登用試験を受けるためには、マツダで1年以上期間工で働く必要があります。他のメーカーでは、はっきりとした線引きがなかったり、半年以上で受けることができたりするところもあります。マツダは1年以上と定めているため、期間工としてしっかり働くことが大切です。

正社員登用試験は、当日の試験よりもこの1年以上の期間社員の時期を重視します。普段から真面目な勤務態度や、仕事に対する積極性を見せておく必要があります。

上司の推薦

正社員登用試験を受けるためには、上司の推薦が必要です。

マツダの公式ページでは「1年以上の勤務継続で受験資格が発生」と書いてあるため、上司の推薦がハードルが高いものではありません。真面目な勤務態度を見せておくと良いでしょう。無遅刻無欠勤は守りたいところです。それから「正社員になりたい」という意思を伝えるとOKです。若い社員であれば、上司から「正社員にならないか」と声がかかることもあります。

どちらにしろ、正社員を本気で目指すなら、普段から上司や社員と積極的にコミュニケーションを取るのが望ましいですね。

年齢制限はある?

マツダの正社員登用試験にはっきりとした年齢制限はありません。一般的な正社員登用のボーダーで考えると、35歳以下であれば可能性が大いにあります。35歳以上でもチャンスはありますが、可能性はどんどん低くなっていきます。

しかし、どのメーカーにも共通して言えることですが、若い人材ほど重宝されます。会社としても、若くて体力がある・今後の長く勤められる人に正社員になってもらいたいものです。

マツダは、20代なら正社員になるには申し分ありません。30歳を越えても可能性はあります。一般的なボーダーである35歳越えてからかなり厳しくなってきます。

他のメーカー、例えばホンダは正社員登用年齢を28歳以下とかなり厳しく線引きしているため、それと比べるとマツダは正社員になりやすいメーカーとも言えます。

マツダの正社員登用試験内容

マツダの正社員登用試験の内容について確認していきましょう。

  • 筆記試験
  • 面接試験

筆記試験

筆記試験には、SPIが用いられます。SPIとは、リクルートが提供している適性検査です。多くの企業が、就活・採用試験でSPIを用いています。

SPIは、中学レベルの国語や数学を取り扱った「能力検査」、どのような人間でどのような仕事が向いているのかを測る「適性検査」があります。

能力検査は中学レベルとはいえ、勉強せずに解くことは難しいです。事前にしっかりと試験対策をする必要があります。本屋に行けば、SPI関連の本はたくさん売ってあります。

面接試験

面接試験は以下のようなことが聞かれます。

  • 正社員の志望動機(なぜ正社員が良いのか)
  • マツダの志望動機(なぜマツダが良いのか)
  • 今の仕事はどのような考えを持って作業しているか
  • 今の仕事でどのような工夫を行なっているか
  • 正社員になったらどのような働きをしていきたいか
  • 自己PR

本番でサッと答えることができるように、事前に回答をいくつか用意しておくようにしましょう。

面接本番で、口から出まかせを言っても仕方がありません。普段の仕事のなかで、上記の質問内容について考えておくと良いです。常日頃から、工夫を行い、考えながら仕事をしていると、面接の時でも堂々とした態度でのぞむことができます。

面接官も人間です。あなたがハッキリとした口調で、熱い想いを言えば、きっと伝わるでしょう。

一番大切なのは普段の仕事・コミュニケーション

正社員登用試験に合格しなければ正社員にはなれませんが、一番大切なのは普段の仕事っぷりと、周りとのコミュニケーションです。

逆に、会社の立場に立って、どのような人間を正社員にしたいかと考えると良いでしょう。おのずと答えは見えてくると思います。

  • 無遅刻無欠勤
  • 仕事でミスをしない
  • ミーティング等には積極的に参加・発言する
  • 寮・仕事場で周囲とトラブルを起こさない
  • 社員や上司とコミュニケーションがとれる

社員や上司と仲良くなって、悪いことは何もありません。1〜2年働いていると、若い人は「正社員にならないか」と声をかけられることがあります。しかし、最初から正社員を志望しているなら、そのように受け身ではなく自らコミュニケーションを取る努力が必要です。

マツダは、正社員登用に比較的積極的なメーカーであるため、期間工あがりの正社員もちらほら見かけます。仲良くなって具体的なアドバイスをもらえると良いですね。

飲み会などあれば、コミュニケーションが取れる良い例です。プライベートな時間まで割きたくない、と思うかもしれませんが、その様な地道な努力を行うことで正社員登用がグッと近づきます。

正社員になると給料が減る?正社員のメリットは?

期間工から正社員になったら給料が減る

この業界ではよく言われていることです。正確に言えば、「正社員になって数年は期間工(契約社員)の収入を下回る」ということです。

正社員になると、高額な満了金皆勤手当が消失します。さらに、税金や保険のいわゆる”ひかれもの”が大きくなるため、手取りの金額が減ってしまいます。

しかし、正社員は年を重ねるごとに給料が上がっていくため、数年間は正社員の安定を手に入れた反動と思って乗り切るしかありません。長い目で見ると、もちろん正社員の方がお得です。

正社員になったら給料あがるんでしょ?

と考えている人は注意が必要です。正社員になると給料は期間工時に比べて必ず下がると考えて良いでしょう。

そもそも期間工の給与水準が高いのです。期間工は、必要な時に補充する期間限定の働き手です。「期間限定」という条件がつくために、満了金などの高待遇で人材を集めています。

正社員を希望するなら、数年は期間工以下の給料を覚悟しておく必要があります。

正社員のメリット

正社員には、メリットがたくさんあります。主に安定信用を得ることができる点です。

  • 大手の正社員という社会的信用が得られる
  • クレジットカードの審査が通りやすくなる
  • ローンを組むことができる
  • 定年までの給料が保証される
  • 景気が悪くなっても簡単にクビにはならない
  • ボーナスが出る
  • 年を重ねるごとに給料が上がる
  • 退職金が出る

自分を紹介するときも「契約社員(期間工)です」というよりも、「マツダの正社員です」と言った方がカッコいいですよね。

まとめ

マツダの正社員登用は、応募数も多くて人気ですが、十分に狙うことができます。

1年で100人以上採用していることを考えると、かなり正社員登用に積極的なメーカーだと言えます。

期間工で働きながら、正社員を目指したいという方は、マツダの期間工を検討してみてはいかがでしょうか。