期間工で働くため、いざ寮生活、、、とはいえ、何を持っていけば良いのかさっぱりわかりませんよね?
「あれを持って来ればよかった、、」と後悔をしたくはないし、あれもこれも持っていくようでは、引っ越しが大変になります。
このページでは、寮生活で必要なもの、寮生活であったら便利なものを紹介していきます。持っていくものリストとして当ページを活用してください。
荷物をまとめる際のポイント
必要なものリスト、、を見る前に、荷物をまとめる際のポイントをお伝えします。
それは、必要最低限の荷物にまとめることです。
荷物をまとめるときは、「さぁ引っ越しだ!」と、鼻息荒くあれもこれも詰め込みがちです。しかし、期間工として寮に入る場合は、必ず期限があります。期間が満了になったら、また出ていくことになります。そのことを考慮して、必要最低限の荷物でフットワーク軽くいくことをおすすめします。
「必要最低限の荷物を持っていき、不便を感じたら都度購入してそろえていく」程度のスタンスで良いと思います。実際に、期間工の寮への引っ越しを、鞄ひとつで来る人もいるほどです。
寮生活に必要なもの
期間工の寮では、基本的に個室が与えられ、布団やテレビはそろった状態です。完全個室のタイプの寮以外は、食事は食堂を利用し、お風呂、トイレ、洗面は共同スペースですぐにでも使える状態です。
思わず江戸っ子になってしまいそうなほど、何を持っていけば良いのかわかりません。
寮生活ですぐに必要と感じるもの、無いと不便するものをリストにまとめました。
- 部屋着
- 休みの日の洋服
- お風呂セット(シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔)
- 歯磨きセット(歯ブラシ・歯磨き粉・うがい用コップ)
- お風呂セットや歯磨きセットを入れるカゴ
- ヒゲ剃り(男性のみ)
- 化粧セット(女性のみ)
- 洗濯用洗剤
- タオル
- ドライヤー
- 爪切り・耳かき・綿棒
- メガネ・コンタクト
- 充電器類
- ワックス・ヘアスプレー
部屋着・休みの日の洋服
必ず持っていくものは洋服です。
仕事が終わり、部屋に帰ると部屋着に着替えると思います。休みの日に外に出かけるなら、外出用の洋服を持っていく必要があります。休みの日もインドアで過ごす予定なら、外出用の洋服はそんなに必要ありません。部屋着と外着の割合は、生活リズムによって考えてください。
持っていく洋服があまりに少ないと、頻繁に洗濯しなければならなくなります。洋服は少し余裕を持って用意すると良いでしょう。
お風呂セット・歯磨きセット・それを入れるカゴ
お風呂セット、歯磨きセットは初日から必ず必要になります。
共同のお風呂には、シャンプーやリンスが置いていないため、自分で準備する必要があります。歯ブラシや歯磨き粉も同様で、自分で準備したものを使うことになります。
お風呂や洗面台は共同のスペースを使うため、部屋から出て向かう必要があります。その時に、シャンプーやリンス、歯ブラシをバラバラに持っていくのは大変です。洗面道具一式を入れるカゴがあれば、一気に持ち運ぶことができて便利です。カゴは、ホームセンターなどで数百円で売っています。
ヒゲ剃り・化粧セット
男性はヒゲ剃り、女性は化粧セットが必要になります。
女性が化粧ポーチを忘れることはあまりありませんが、男性がヒゲ剃りを忘れることはたまにあります。ヒゲを生やしている期間工の人もいますが、剃れるなら剃りましょう。そっちの方がモテます。
洗濯用洗剤
洗濯機を回す際に、洗剤が必要になります。
入寮してから買いに行っても良いですが、必ず使うことになるものなので、事前に準備して置いて問題はないでしょう。まとめ買いしても良いかもしれませんね。
タオル
意外と忘れがちなのがタオル。
普段の生活でも使用するし、仕事中に汗を拭くのにも必要です。枚数は10枚以上あると安心です。普段使いのフェイスタオルと、お風呂用のバスタオルがあると良いです。種類を分けるのが面倒であれば、中間の大きさのスポーツタオルをまとめて10枚程度持っていくとOKです。いろんな用途に使えて重宝します。
ドライヤー
期間工の共同の浴室には、ドライヤーに限りがあります。「1台だけドライヤーが置いてあるが壊れている」なんてこともよくあります。ドライヤーを置いてすらいないところもあります。
女性の方や男性の髪の長い方は、自分のドライヤーを持っていくと、ストレスなく髪を乾かせるでしょう。
爪切り・耳かき・綿棒
爪切りや耳かき、綿棒など、体をケアする用品は持っていくべきです。特に爪切りは、必ず使う時がきます。100均一などでも売っていますが、自分のものを持っていくと余分な出費を抑えることができます。そんなにかさばるものでもないので、寮に持っていく荷物に忍ばせておくと良いでしょう。
メガネ・コンタクト
メガネやコンタクトも必ず持っていくものです。目が良い人には不必要ですが、目が悪い人にとっては死活問題です。
充電器類
スマホなどの充電器を忘れると大変です。だいたい1日に1回は充電するという人がほとんどではないでしょうか。
スマホに限らず、持っていく機器類の充電器をひとつひとつ確認しておきましょう。パソコンや音楽プレイヤー、デジカメなど、充電器類の漏れがないようにしましょう。
ワックス・ヘアスプレー
ワックスやヘアスプレーは必要な人のみの荷物です。
こちらも現地調達していると、無駄な出費となります。最初に荷物と一緒に持って行って、洗面用具のカゴの中に入れてしまうのが良いですね。
持っていると便利なもの
続いて、寮生活に持っていくと便利なものを紹介します。
「これは便利だからぜひ持っていくべき!」というものから「あるかないかで言ったらあった方が良いな〜」というものまで一挙にあげていきます。
必要か不必要かは、自分の生活と、住むことになる寮の形式やルールを考慮して判断してください。
- 電源タップ・延長コード
- ロープ・ハンガーラック
- ハンガー
- サンダル
- ランドリーバスケット
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- シリコンスチーマー
- マグカップ・箸・スプーン
- 耳栓
- 薬・サプリ
- 目覚まし時計
- ビニール傘
- テーブル・椅子・座布団・座椅子
- Wi-Fiルーター
- コロコロ・ファブリーズ・芳香剤
- 自転車
- 手袋・マフラー・ニット帽・カイロ
- 枕
- 本
- ゲーム
- 体重計
- プロテイン
電源タップ・延長コード
期間工の寮の個室は、コンセントの数が少ないです。最悪の場合、コンセント1ヶ所で2口しかない場合もあります。そのため、電源タップや延長コードは重宝します。ちなみに電源タップとは↓↓のようなものです。
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル、パソコンなど、部屋で電気を必要とするものはたくさんあります。ベッドに寝転びながら、スマホを充電するのも、電源タップや延長コードが必要です。
ロープ・ハンガー
「なぜロープが必要!?」と思ったかもしれませんね。
期間工の寮で、たびたび問題となるのが、洗濯・乾燥問題です。寮では、洗濯機はほとんどの場合無料で使うことができます。しかし、乾燥機が有料である場合があります。乾燥機無料でも、台数が少なかったり、乾燥機の運転時間が長くなかなか使用することができません。要は、洗濯物を乾かすことができないということです。
洗濯物を乾かすことができないため、自分の部屋で洗濯物を干すことになります。乾燥機が有料のところでは、部屋干しすることで節約にもなります。
部屋で洗濯物を干すスペースとしてロープが必要です。ロープは100円程度で売っています。
部屋の高い位置にロープをくくりつけ、洗濯物干しスペースとします。もし、うまくロープを結びつけるところがない場合は、ハンガーラックを買うと良いでしょう。
とにかく、洗濯物を干すことができる環境を部屋の中に作っておくことが大切です。
サンダル
期間工の寮では、それぞれの個室を出て、共同スペースに向かいます。
食堂や大浴場や洗面所へは、廊下を通って向かうことになります。一旦屋外に出ることもあります。ベランダサンダルやクロックスのようなもので構いません。部屋から出るときのサンダルを準備しておくと良いでしょう。
ランドリーバスケット
洗う前の洗濯物、洗い終わった後の洗濯物を入れて運ぶためのバスケットです。大量の衣服を、手で運ぶのは大変です。大きなバスケット一つあれば、楽に洗濯物を持ち運びできます。
ただ、大きなビニール袋など、別のもので代用することもできます。ランドリーバスケットは必要に感じたら購入すると良いでしょう。
電子レンジ・電気ケトル・シリコンスチーマー
電子レンジ・電気ケトルは、期間工の寮生活において大変重宝します。シリコンスチーマーとは、電子レンジで調理できるシリコン製の蒸し器のようなものです。使い方次第で、何通りもの料理を作ることができます。
出典:https://www.ebarafoods.com/recipe/detail/recipe680.php
火を使っての自炊が禁止されている寮でも、電子レンジとシリコンスチーマーがあればある程度の食事は作れます。食堂でのご飯代を浮かせたいときに非常に役に立ちます。
電気ケトルがあれば、部屋でちょっとコーヒーを飲むときや、お腹がすいてカップラーメンを食べるときにに役立ちます。ただ、自炊禁止のルールがあれば、どこまでがOKでどこまでがNGかの線引きをきちんと確認しておきましょう。
出典:http://www.club.t-fal.co.jp/products/CE/kettles/
マグカップ・箸・スプーン
ちょっと部屋でコーヒーを飲むとき、カップラーメンか何かを食べるときに、マグカップ・箸・スプーンが必要です。
洗うのが面倒で、紙コップや割り箸で代用している人もいます。
耳栓
周りの音をシャットアウトするためには耳栓が必要です。
期間工の寮は、壁が薄い場合があります。神経質な人であれば、隣の部屋の人の物音が気になるかもしれません。また期間工は、2交代制3交代制を採用しているところが多く、自分が寝ている時間に活動する人もいます。
また、配属される部署によっては、大きな音の中で作業することもあります。そのような環境で、耳栓をしながら仕事をする人もいるようです。
薬・サプリ
いつも飲んでいる薬やサプリがある方は、忘れずに持っていきましょう。もしものために、風邪薬などの常備薬や湿布があると良いでしょう。最初の仕事の慣れないうちは、筋肉痛になることもあり、湿布が役立つかもしれません。
目覚まし時計
今はケータイを目覚ましとして使っている人が多いのではないでしょうか。それで無事に起きられているなら問題ありません。
そもそも期間工の寮の部屋には、時計がありません。部屋の時計として目覚まし時計を置いても良いでしょう。
ビニール傘
いざ雨が降った日に、傘を持っていないことに気付きます。そうなる前に、ビニール傘を購入して起きましょう。
ビニール傘でなくても良いのですが、なくしたり盗られたりした場合のために、高い傘ではなくビニール傘程度を持つようにしましょう。
テーブル・椅子・座椅子・座布団
期間工の寮の部屋は、殺風景です。最低限の物しか置いていないため、自分が座るスペース(くつろぐスペース)を確保しなければなりません。
テーブルや椅子があるとグッと部屋らしくなります。なにもない和室に、座布団一枚敷くことで、座るポジションができます。
Wi-Fiルーター
パソコンを持っていく人、スマホでよくネットを使う人は、Wi-Fiを使う必要があります。
期間工の寮で、ネット環境を整えるには
- インターネット回線の工事をする
- ポケットWi-Fiなどのモバイルルーターの契約をする
が挙げられます。
1のように、回線の工事をする場合は、寮に入ってからとなります。2のように、すでにモバイルルーターを持っている人は、忘れずに持っていきましょう。
コロコロ・ファブリーズ・芳香剤
キレイ好き・ちょっと神経質な人には必要なアイテムです。
期間工の寮の部屋は、もしかすると前の住人の香りが残っているかもしれません。また、毎日疲れて帰ってきて布団に倒れ込んでいると、汗臭くなってくるかもしれません。ファブリーズや芳香剤を使って、いい香りがするワンランク上のお部屋にしてしまいましょう。部屋のゴミが気になるときには、コロコロでサッと取ることができます。
自転車
自転車は、休日の買い物のときなどに役に立ちます。
寮で貸し出ししているところもありますが、台数に限りがあるため、争奪戦となります。マイ自転車があると、朝ゆっくりしてから午後に自転車で買い物に出かける、なんてことも可能です。
自転車は、持っていくのは大変なので現地調達が良いでしょう。安いママチャリであればホームセンター等で7000〜8000円程度で売っています。私が見た最安値では5000円でありました。
手袋・マフラー・ニット帽・カイロ
期間工の工場や寮は、基本的に郊外にあります。
冬の寒い時期には、風がよく通り、想像以上の寒さを感じるかもしれません。防寒グッズが必要と感じている人は多くいます。こちらも、寒くなるにつれ少しずつ準備していくと良いでしょう。
枕
「自分の枕じゃないと寝られない!」
「誰が使ったかも分からない枕じゃ寝られない!」
という方は、自分の枕を持っていく、または新しい枕を買うことをおすすめします。体力が必要な期間工の仕事は、しっかりとした睡眠が必要ですよ。
本
本は、休日のお供となります。お気に入りの本を何冊か持っていくことで、充実した休日となるでしょう。
疲れて外に出たくない、雨で外出する気になれない、そんな休日もやってくると思います。部屋でコーヒーを片手に本を読んで、優雅な休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ゲーム
休日インドア派から大きな指示を得ているのがゲームです。
「休日はとことんゲーム!」という人も少なくありません。寮の部屋であれば、何時間やっても電気代を気にすることはありません。隣の部屋に迷惑とならないよう、音量だけ気をつけていれば、楽しいゲームライフを送ることができます。
体重計
「期間工として働き出してちょっと痩せた」という声はたくさんあります。
期間工の仕事は体を使います。それに加えて、食堂のバランスの良い食事をきちんととり、減量に成功している人がいます。
いま体重が気になっている人は、期間工で働くついでに期間工ダイエットに励んで見てはいかがでしょうか。お金を稼げてシェイプアップとは一石二鳥です。
プロテイン
体重同様に、配属される部署によっては、筋肉がつきます。1日ヘトヘトになって疲れた体にプロテインを流し込みましょう。
仕事で筋肉痛になっても、それを筋トレと思うと、なんだか前向きに考えられますよね。お金を稼げて筋肉質なボディを手に入れて一石二鳥です。
仕事で必要となる持ち物
持ち物リストの番外編です。
期間工で仕事をしていく上で必要なもの、あったら便利なものをまとめました。
- 会社から必要と言われたもの
- クリアファイル
- 長袖のTシャツ
- 金属部分のないベルト
- 靴下・5本指ソックス
- 靴の中敷
- マスク
- 腕時計
- 水筒
会社から必要と言われたもの
期間工として赴任する前に、会社側から必ず説明があります。そのときに、会社から持ってくるよう指示されたものは、もれなく持っていくようにしましょう。
- 入社にあたっての案内
- 誓約書
- 基礎年金番号記入書
- 印鑑(シャチハタはNG)
- 筆記用具(ボールペン・シャーペン)
- 通帳・キャッシュカード(コピーで良いこともある)
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 作業着 等々、、、
もちろん会社によって内容は様々です。それぞれの指示に従ってください。
クリアファイル
最初の研修期間は、たくさんの書類が配られると思います。クリアファイルを用意することで、それらをスッキリまとめることができます。
大切な書類をなくしたり汚したりしないよう、クリアファイルをいくつか用意しておくことをおすすめします。
長袖のTシャツ
薄手の長袖のTシャツを何枚か持っていくことをおすすめします。
期間工の配属される部署によっては、半袖を禁止しているところがあります。それがないと、上着の着用が義務付けられることもあります。
夏場の期間工の仕事は、暑さとの戦いです。長袖のTシャツを持っていることで、幾分労働環境が良くなるかもしれません。
金属部分のないベルト
期間工の部署によっては、金属部分が露呈しているベルトを禁止しているところがあります。その場合、金属部分がない布製のベルトを用意すると良いでしょう。
長袖のTシャツと同様に、事前に何が良くて何がNGなのかを再度確認しておくと良いでしょう。
靴下・5本指ソックス
期間工の仕事は、基本的に立ち仕事です。靴下を想像以上に消費していくことになります。安い時にまとめ買いをするなどして、ストックをたくさん持つと良いでしょう。
靴下は、夏場は5本指ソックスがおすすめです。暑い工場の中で働くと、靴の中も蒸れていきます。水虫対策として、指先が別れているタイプは重宝されます。
靴の中敷
期間工は立ち仕事なので、慣れないうちは足に疲労を感じます。少しでも足への負担を減らすために、靴の中に中敷を入れておくと良いでしょう。
サイズのあった柔らかい素材が良いです。あまり柔らかすぎると消耗も早いため、注意しましょう。
マスク
働く部署によっては、金属片やホコリが飛び交っている場合もあります。
気になるようであれば、マスクをして防御策としましょう。
腕時計
仕事中に時間をチェックするために、腕時計をしても良いかもしれません。しかし、部署によっては腕時計を禁止しているところもあるため、確認が必要です。
夏場は、たくさん汗をかくこともあるので、革のベルトの腕時計は避けた方が良いです。
水筒
とにかく、夏の期間工の仕事は暑いため、水分補給が非常に大切です。熱中症などにならないようにしましょう。
水分補給のたびに、ドリンクを買っていると、トータルすると大きな出費になります。多少面倒でも、お茶を作って水筒に入れて持っていくことで節約になります。お金を貯めたい人には、マイ水筒を持っていくことをおすすめします。
まとめ
期間工の寮生活で必要なもの、仕事で必要なものを挙げてみました。
最初にも書いたように、基本的に必要最低限の荷物でいくことをおすすめします。期間工の寮の周りには、期間工や工場勤務の人をメインの客としたお店がたくさんあります。不便に感じることがあれば、近隣で現地調達すると良いでしょう。